すっかり寒さが身に沁みるような季節になってきましたねぇ
気づけば狩猟解禁まであと4日、この間の日曜日には今年からお世話になる狩猟グループさんの寄合所の清掃兼初顔合わせにいってきました
寄合所は狩猟グループの勢子長さんのお宅の一角を改築して休憩所、倉庫、調理場、解体設備が設けてあります
自分は新入りですし年齢だってダントツで下、気合入れて掃除を手伝わねば(^ω^;)
加盟者名簿に記入し、実際に猟で指揮を執るタツ長さんから諸注意を教えていただきました
主なものとしてはこんな感じです
・空際線上(稜線の上)に出ている獲物は撃つな
・タツについたらそこから動かずじっとしている
・タツについたら棒や枝を置いて自分の射界を明確に区切る
・銃を撃つときは杖、枝、木の幹等なんでもいいから依託して狙う
さて、一通りの説明を受けた後、先輩方は今年の山の様子についての情報交換、鹿や猪は例年通りなかなかの数がでているとか、堅果類の不作のせいで熊が餌探しに活発なのと、そのせいで人里に近い範囲にまで降りてきている傾向があるとのことでした
情報交換も済んだ頃にはもうお昼時、『猪食ってけ』とのお言葉に、ありがたく甘えさせていただくことに
勢子長さんお手製の猪肉の漬け込みを鉄板焼きでいただきました(*´ω`*)
醤油ベースの漬けダレにはニンニクとニラがたっぷりきいていて、鉄板の上で焼けていくと何とも良い香りが
市販の豚肉より歯ごたえがあり、噛むと旨味の染み出てくる美味しいお肉でした
帰りがけ、お土産に猪の胆嚢をいただきました
刃物でちょっと切り取りお湯やお茶に落として飲めば胃もたれに効果大だそうです
今回、防寒用具などについて先輩方に聞いたところ、いくつか注意点が
主に北関東で狩猟を始めようかと考えている方は参考にしていただけると幸いです。
以下注意点
・某漫画で描かれているような恰好では北関東での狩猟では防寒が不十分(緯度が大分違う、群馬の場合は特に冬は風の影響を受けやすい)
・大物猟の巻狩りではタツは特に防寒に気を使うこと、動かずに待つので寒さが骨身にしみる
・勢子につく場合には逆に防寒をいくらか軽装にする
・ナイロン製は生地同士が擦れあって音を出しやすいのでアクリル製がオススメ
・靴は防寒の効いた靴底のしっかりした長靴にし、別途アイゼンを購入して装着する
以上のような感じです
あくまで自分が狩猟に行く地域限定かもしれませんが、別の地域でもそれなりには応用できるかと
次回の更新では初猟果のご報告が、・・・できたらいいなぁ
それ以外でしたら『新人歓迎の儀式』についてのレポートになるかと思います、ただ伺ってる新人歓迎の内容が・・・(((;゜Д゜))))