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秋に拾える木の実でパッと思いつくのは、ドングリが代表的かもしれませんが、食べるとなると栃の実のように1週間ほど流水にさらすなどして灰汁抜きする必要があったりと手間がかかります

そういった手間のいらない上にドングリのように実がたくさん手に入り、食べて美味しい木の実そんな都合の良いモノがあるわけないだろうって?

それこそこちら、スダジイです
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ボール紙くらいの固さのカサに包まれた状態で落ちていることもあれば、カサからすっぽ抜けて落ちていることもあります

ドングリと似ているというか、知らない人が見たらそのものです

ちょっと比較を
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右がスダジイ、左が樫の実です
スダジイは顕著な涙型、樫の実は俵型に近い形ををしていて、殻の表面にはどちらも縦に細い縞が走っているのが見て取れます
この画像では分かりづらいんですが、スダジイは真上から見ると角の丸い三角錐ないしは四角錐のような形をしています。対して樫の実は上から見た時のシルエットは丸です

これらの比較は、ほかのドングリとスダジイとの比較でもほぼ同じです

さて、30分ほどしゃがみ歩きしながら拾った結果

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これくら拾えました、そこそこな量ですかね

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ちなみにですが、スダジイは生でも食べられます

味は・・・(´~`)モグモグ

胡桃にほのかに煎ったナッツの風味を加えて小麦粉の粉っぽさを足したような感じです、正直生食は味的にもお勧めできませんorz

とりあえず持って帰って
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水洗いして

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乾かします

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今回はたくさんあるので、まずはちょっと煎って食べます

弱火でじっくり煎ってやって、殻にパックリと亀裂が入ったら食べごろです
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味付けは軽く塩を振る程度で

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お味の方は・・・(´~`)モグモグ

胡桃とナッツの混ざったような風味はそのままですが、粉っぽさが消えた代わりに香ばしさが加わり、食感も少しモッチリした感じになりました
塩をふったことでほのかな甘みが強調されなかなか美味しいです、若干お酒がほしくなります(・∀・)

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美味しゅうございました

さて、次回はこれで何を作りましょうか