いやぁ、ですね

今日はちょっと近所の土手まで、クルミ拾いに行ってきました

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なんか以前ブログに写真を載せた木と同じ木とは思えないほど、葉が毛虫に食い荒らされていますが、まあちょっと見てきましょう

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丸い実の皮と果肉を足で栗のイガを開くようにむいてやるとあまり手を汚さずに済みます

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スーパーなどで売っている種類のクルミに比べると小ぶりで尖ったフォルムのこちら、オニグルミです

小ぶりですが、そのぶん味は濃厚です

クルミは腸内環境改善や動脈硬化への改善効果が期待されているそうですが、過度な接種はかえって体によくないんだとか

また、今昔物語には寸白(サナダムシ)が人に化けたものがクルミを濃くすり入れた酒で退治される話などもあるので、古くは虫下しの薬にも使われていたんでしょうか?


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ま、それはそうとお菓子に使うか料理に使うかも今回は定まっていませんので、とりあえずこのくらい拾っておきましょうか

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持って帰ったクルミはバケツに入れて水を注ぎます。このままだと表面に付着した果肉や繊維が殻を割った時に中身を汚してしまいますので

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このように幅広の板でもってガラガラなんどもかきまぜます。そうすることでクルミ通しがぶつかり合い、空の表面の果肉や繊維、ゴミを落としてくれます

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途中、水を取り替えながら6~7回ほど混ぜ洗いしましょう

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笊に明けて、天日で乾かします

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乾きました
さて、これで何を作りましょうか
二種類ほど考えてはいるんですが、さてさて






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クルミ拾いの帰りがけ、ビニール袋が余っていたのでついでに佃煮用にイナゴでもとっていこうかと思ったのですが、しばらく畦道を歩いてみましたが一匹も発見できませんでした(´・ω・`)

ちょっと離れた土手の方にはショウリョウバッタやトノサマバッタはいるんですが、イナゴは見当たらず。
畦道の方に至ってはそういう虫がいっさい見当たらないという

この間、仕事で伺ったお宅が農家さんだったので聞いたところ、最近は米価が一俵(60kg)8000円にしかならず、一反(約992㎡、約300坪)で耕作して収穫できるお米は8俵が限界
つまり一反の耕作地で稲作を行ってそれを売っても8×8000で64000円にしかならないそうです。

当然ながら、農耕機械や燃料、農薬、種苗代等を差し引けば利益が薄いどころかマイナスです

こういうところを改善しないと、新規参入どころか現在農業に携わっている方々が継続して農業を行うことも難しいようです
そういう状況ですから、少しでも損害を回避するために農薬も環境への影響を抑えつつ効果的に病害虫を寄せつけないようなものが開発され使われているんでしょうが、イナゴを見かけなくなってしまったことに、ちょっとだけ寂しさを覚える今日この頃です(´・ω・`)